構造とデザインを全身で楽しみながら作ります。
主な研究の視座(空間構造のめざすもの)は、下記の3点となります。
- 構造という力学に裏付けられた技術の世界と、造形という人間のゆれ動く感性の世界を結ぶものは何か。
構造とデザイン、あるいは構造技術相互を統合するホリスティックな構造デザインは何か。
- 構造には本来、安全性と経済性の確保という大役が課せられている。
一方、新しい建築空間をきりひらくという創造的役割のあることを、歴史のあゆみは物語っている。
空間構造の今日的な役割は何か。
- “力と形“が結晶した秩序ある自然界の形象は、空間構造の原型。
釣合形態と立体的な構成システムから生まれる合理性は、空間構造の有力な手がかりとなる。