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J Tensegrity Sphere

Tensegrity (テンセグリティ) とは、「張力」 (TENSion) と「統合」 (intEGRITY) という2つの言葉から生まれた言葉である。

この造語は、アメリカの数学者であり建築家でもあるリチャード・バックミンスター・フラー (1895 〜 1983) によって作られた言葉である。

具体的には曲げ力や剪断力を軸力に変換する構造により、最小の断面で最大の構造物を造る、という彼の思想が反映されている。

しかし、この構造は、複雑で予想のしにくい非線型挙動や大変形を生じやすい点、張力の管理が難しい点などにより、
実際に建築物に利用するには問題が多いとされてきた。

だが、社会と自然環境に対するコストを最小限に抑えた上で全体的な効率を最大限に高めることを前提とする概念が何よりも重要である。

そのテンセグリティの世界に触れ、テンセグリティによる空間構成の先駆けとして「テンセグリティ・タワー」 (つくば万博 '85) などが生まれ、
テンセグリックトラスなど、疑似テンセグリティとも言うべきシステムが生まれた。

Tensegrity Sphere_1
Tensegrity Sphere_2
Tensegrity Sphere_3
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